お金の教室

お金の心配をせずに暮らしたいあなたのためにお金の教室開校しました。

お金の正体を知る。

「お金ってどうやったら増えるんだろう?」

 

つい先日、保育園のママ友からこんな質問を受けました。

 

 

 

僕はお金のことが大好きだけど大嫌いでもあります。

 

稼ぐのは大好きだけど、お金の心配をするのが大嫌いだからです。

 

悩み相談を受けていると、たいていの悩みの根っこにあるのは

 

お金の事だったりします。

 

 

 

誰だって、お金のことを心配しないで暮らせるようになりたいですよね。

 

 

 

そう誰だってお金に大きな関心があります。

 

なのに、「お金の勉強をしていない」のはなぜでしょうか?

 

 

 

「お金ってなんやろう?」って考えたことありますか?

 

漠然としてではなく、真剣に考えたことありますか?

 

お金の情報や知識を取り入れ勉強して、

 

お金に関する情報を発信したりしていますか?

 

 

 

僕は自分でできる範囲ですが、お金の勉強やお金についての情報発信をしています。

 

この本を書こうと思ったのも、その活動の一環です。

 

 

 

お金に悩んでいる人の特徴として、

 

まず、お金のことを大きく勘違いしてる

 

ということなんですね。

 

 

 

たとえばドラマや映画でよく見る1万円札の札束ありますよね。

 

銀色のアタッシュケースぱんぱんに入っていたり、

 

机の上に山のように詰まれていたり、

 

 

 

あの札束、欲しいですよね。

 

あれさえあれば、人生変わる、

 

幸せになれる、そう思ってる人多いと思うんですね。

 

 

 

 

でも、あの札束の一枚一枚である紙幣はただの紙切れなんです。

 

1万円札でも千円札でも

 

原価はだいたい20~25円といわれています。

 

今だったらうまい棒が一本買える程度です。

 

うまい棒は30代40代ならすぐにピンとくるでしょうが、

 

10代、20代の方はもうわかんない方も多いのかもしれませんね(笑)

 

うまい棒」気になる方はググってみてください。

 

 

 

うまい棒の話はさておき、

 

お金であるあの紙切れ自体には20円ほどの価値しかない

 

困ったときトイレットペーパーかティッシュの代わりになるぐらいです。

 

 

 

ということが少しわかってもらえたかと思います。

 

なのに人はお金というのはなにかとんでもない魔力があって

 

札束に異常な魅力を感じたりしています。

 

偉そうに書いてる僕もその一人です。

 

 

 

1枚20円かそこらの価値しかない紙切れが

 

なぜ1万円もの価値として存在しているのか・・・

 

考えたことありますか?

 

 

 

お金である紙幣は、日本で言えば日銀に発行権限があって、

 

実際には独立行政法人国立印刷局というところで発行される(印刷される)紙きれです。

 

 

 

発行された時点ではただの紙切れです。

 

ですが使うことによって交換できる券としての価値を発揮します。

 

1万円札なら、1万円分の商品やサービスと交換できますよ

 

と保証しているのが日本政府です。

 

 

 

つまり国に対する信用力があるから、

 

それを信じる人は1万円分の価値(食事や服など)を提供したとき、

 

1万円札を受け取って納得できるわけです。

 

 

 

昔は肉を持ってる人が魚を欲しくなって、

 

この肉1キロあげるから、その魚100匹と交換してよ

 

てな具合に物々交換でみんなが納得して生活していましたよね。

 

 

 

でもそれじゃあ、すぐに腐っちゃうし、

 

手元に肉や魚がないこともあるからお互い困ったことが起こりました。

 

もっと物々交換をやりやすくしよう、流通を加速させよう

 

ということで発明されたのが紙幣です。

 

今ある実体のない電子マネーなんかは、

 

便利な紙幣ですら間に合わないスピーディーな時代に対応するために新しくできたものです。

 

 

 

少し話しはそれましたが、

 

日本の1万円札が1万円の価値があると保証されるのは

 

日本国内においてだけですよね。

 

海外に行く方は、空港なんかで渡航先の通貨に両替した経験があると思います。

 

(※ちなみにアジア圏に出かけるとき空港で換金すると日本の空港に手数料をボッタくられるのでなるべく現地で換金しましょう)

 

海外では日本のお金は基本的にはそのまま使うことはできません。

 

現地で日本円で支払おうとしても拒否されます。

 

(日本円そのまま使えることもあります。何十年前にタイではOK、数年前にエジプトでもOKでした)

 

 

 

そして、為替といってA国からB国のお金に交換する際

 

お金の交換レートが決められています。

 

まぁ、決められているというか厳密には変動相場制といって

 

日々、円やドルやユーロや元が売買されることによって変動しています。

 

 

 

たとえばアメリカと日本は

 

1ドル=100円が

 

1ドル=110円になったり、

 

1ドル=90円になったりします。

 

国と国とのお金の価値はこんな風に動く(変動する)んですね。

 

100円が110円なったら円安、

 

100円が90円になったら円高です。

 

円高と円安についてよくわからんという質問をされることがあります。

 

ここでは細かな説明は割愛します。

 

ざっくりとだけお伝えすると、

 

円を欲しい人が増えたら円の価値が上がりますよね。

 

でも円を欲しい人が減ったら円の価値は下がります。

 

前者が円高で、後者が円安です。

 

 

 

ドルと円を交換するとき、1ドル=100円だったのが1ドル=90円になった。

 

1ドルを手に入れるのに90円で済むようになった。

 

ドルが安くなったなぁ、円の価値が高くなったよね、これが円高です。

 

 

ドルと円を交換するとき、1ドル=100円だったのが1ドル=110円になった。

 

1ドルを手に入れるのに110円かかるようになった。

 

ドルが高くなったなぁ、円の価値が低くなったよね、これが円安です。

 

 

 

「今日の日経平均株価は・・・、トピックスは・・・、為替相場は・・・」

 

ニュースで耳にしたことありますよね。

 

為替相場、為替、かわせ、カワセ

 

これが円やドルの交換レートのことです。

 

 

 

日本での1万円札の1万円分の価値はあくまで国内でのものです。

 

国外に出れば、あるいは国外のものを仕入れたりする場合は

 

価値が変動するんです。

 

 

 

お金ってとても危ういものだというイメージが

 

少しずつできてきましたか?

 

 

 

日本円は日本政府の信用で成り立っているということを強調するために

 

まず先に海外の話をしました。

 

しかし、日本国内においても、

 

物価が10%上昇すれば1万円札の価値は1万円ではなく、

 

10%分目減りして9000円になります。

 

 

「!?」

 

びっくりしました?

 

でもこれ驚くことではなくて、ふつうのことです。

 

 

 

去年は1万円札で1万円分の商品サービスが買えていたのに、

 

今年は同じ1万円札なのに9000円分の商品サービスしか買えなくなる。

 

5年、10年、20年の単位で見るともっと大きな変動があるかもしれません。

 

 

 

もちろん、物価が上昇すれば、あなたが1時間働いてもらう金額、

 

1ヶ月働いてもらう給料も上がる

 

というセオリーがこれまでの日本でした。

 

でも今は、物価が上がろうと給料は変わらず、ボーナスもカットされるという

 

とんでもなく苦しい状態になってるのが今の日本でこの先もっとひどくなると予想されます。

 

 

 

ほらほら、もうお金なんて、、、

 

お金なんてこんなもんなんですよ。

 

海外行ったら変動したり、物価が上昇すれば目減りしたり、

 

何ちゅう不確かなもんなんでしょうね。

 

あの札束を、お金というものをあんまり信用しちゃだめってことなんですよ。

 

 

 

なのに、こんな危うい紙切れに、

 

多くの人が執着し、お金のために人生を無駄にしたり、

 

お金のために人を恨んだり、人から恨まれたり、

 

挙句は殺人事件に発展したりします。

 

 

 

あなたはまだお金に執着しますか?

 

収入を上げたくて寝る間も惜しんで今よりも一生懸命働いたとしましょう。

 

収入がわずかに上がった、でもお金の価値は変動する。

 

頑張って働いた分より目減りするかもしれません。

 

いやこれからの日本は給料が上がるどころか下がっていくでしょうし、

 

消費税もアップされて、物価だけが上昇していくでしょう。

 

 

 

衰退期にある日本の経済情勢を考えれば考えるほど

 

日本国内だけでなんとかしようと日本円というお金に執着するのははっきり言ってバカです。

 

 

 

日本人はお金に対する執着が諸外国と比べても異常です。

 

個人資産の預金割合がアメリカに比べても異常に高いんですね。

 

 

 

日銀調査統計局(そんな局があるの初めて知りました笑)の調べでは、

 

日本家庭の金融資産に占める現金・預金の割合は51.5%

 

つまり金融資産の半分が現金・預金ということになります。

 

対してアメリカの金融資産に占める現金・預金の割合は13.4%

 

株式、投資信託、債務証券が金融資産の半分以上を占めるそうです。

 

 

 

わかりますか、

 

日本人のお金に対する異常な執着を。

 

日本人は土地や株とか有価証券より

 

現金が大好きなんですよ。

 

 

 

お金に対する情報や知識がなくて、

 

リスクにさらすのが怖くて、

 

お金がお金を産む方法を知りません。

 

 

 

だから、お金が増えないんです。

 

この本を読んでいる人の中にも

 

年率0.01%の定期預金に預けてお金を増やす機会を逃している人多いですよね。

 

 

 

通帳の数字上は預貯金が減ってるわけではないですから

 

減っているという実感はありません。

 

でも実質お金の価値は減っている

 

ということに気づかず、損ばかりしています。

 

 

 

お金を使わないから経済が回らない、

 

経済が回らないから、景気がどんどん悪くなって、

 

結果として時給や給料や収入や年金や

 

受け取る収入が減っている。

 

 

 

お金を増やして、お金を使った方が

 

またそれ以上のお金が入ってくるのに

 

それが理解できないんです。

 

 

 

その理由は、お金の勉強をしてこなかったからです。

 

 

 

アメリカなどの先進国では学校でお金の勉強をさせます。

 

株や投資の授業があるそうです。

 

日本にそんな学校がありますか?

 

探せばあるのかもしれないけれど、ほとんどないですよね。

 

 

 

少なくとも僕が学生の頃はそんな勉強皆無でした。

 

日本の教育は30年前とほとんど変わってないと聞きますから、

 

まぁ同じように、歴史上の人物の名前を覚えたり、

 

「どこで使うん!?」っていう

 

数学の公式なんかを覚える事に必死になってます。

 

記憶力重視の教育を、授業をいつまで続けるんでしょうか。

 

 

 

海外と差が出て当然なんですよ。

 

 

 

話し戻って、お金に悩んでいる人の大半は、

 

お金の勉強をしていません。

 

お金の正体がまったく見えないから

 

解決するために何をしていいかがわからなくて悩んでいるというわけです。

 

 

 

 

じゃあお金を増やすにはどうしたらいいか?

 

お金を増やすにはお金に対する考え方を変える必要があります。

 

そして具体的にお金を増やすには、二つの収入を増やす必要があります。

 

それが能動収入と受動収入です。

 

 

 

次回からはお金を増やすための話に入ります。

 

 

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