ラットレースから抜け出よう
ラットレースって聞いたことありますか？
籠の中の回し車を延々と走り続けるラット（ネズミ）の様子を
働き続ける多くの人と似ていることから皮肉を込めて作られた造語です。
人はこのラットレースから抜け出さない限り
生活費を稼ぐ為だけに働き続けなくてはいけません。
たとえば、月収が１００万円でも生活費が１００万円かかっていたら
お金は貯まらずいつまで経っても働き続けなくてはいけません。
対して、月収が５０万円でも生活費が２０万円なら３０万円のプラスが出ます。
年間３６０万円のプラスを投資に回せば１０年で３６００万円お金を運用できます。
やがて何もしなくても生活費の２０万円を投資で生み出すことができるようになれば、
月収５０万円の人はラットレースから抜け出せます。
じゃあ月収１００万円の人は１５０万円稼げばいいじゃないか？
と思うかもしれませんが、生活費１００万円使う人は月収１５０万円になると
生活費を１５０万円使うようになります。
こういう人は稼ぎを増やしたところで永遠にラットレースから抜け出せません。
５億円の宝くじに当たったり、何億何十億の相続をした場合はまた話は変わりますが。。。
とここまでは成功するためにはとか、お金持ちになるには、によく書かれた話です。
私は最近思うことがあって、
いくら稼いでもずっと生活費２０万円の生活をすることが
果たして人生を豊かにするのだろうかと、その人は幸せなのだろうかと。
思うように動かない体や頭になる老後のために今を犠牲にしたり、
死ぬ間際にいくら残したところでお金はあの世に持って行けず、
残された人間をお金の亡者に変える危険性をはらんでいます。
月収100万円で100万円使う人は貯金はないかもしれませんが、
20万円では味わえない経験ができます。
人生はより豊かになる可能性は高いです。
ようは「どう生きたいか」
今を我慢してラットレースを抜け出すことだけに集中するか、
今を全力で楽しみながらラットレースを続けるか、
個人的には、死ぬ瞬間は自分の葬儀代ぐらいは残しておいて、
後はきれいさっぱり使い切って死ぬのがこの世を生き切ることだと思っています。
だからと言って稼ぐ必要はない、なんていうつもりはありません。
生きてる間はいくらお金があっても足りないと思う人がほとんどでしょうから。
ちなみにこのお金の教科書を読んでもらうと
かなりお金の本質がつかめてお金の流れがよくなります。
著者の私自身もこの本を書いてからお金の流れが飛躍的に良くなりました。
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